仁和会総合病院 リハビリテーション科
訪問看護ステーション
作業療法士 髙橋健一
事業者向けの「802駅前カフェ」28回目を開催しました。
今回のミニ講座は『自分の足をいたわる時間を持てていますか?~足の健康を守り健康寿命を延ばそう~』と題し、訪問看護ステーションりょうほくの所長で、JTFA認定医療フットケアスペシャリストでもある、田邊さんにお話をして頂きました。
足を守る事は健康寿命を延ばす事にも繋がり、高齢者の52%、後期高齢者だと87%、女性だと更に1.4~1.7倍の方が、普段は靴下で覆われて見えないものの、浮腫、冷え、爪の変形、乾燥などのトラブルを抱えているそうです。そこから、転倒に繋がるリスクや注意点の確認、足のチェックポイント、正しい姿勢、爪の大切さ(爪が体重を支える、爪の正しい切り方)、正しい靴の選び方(足の計測、その他の材質形状などの注意点)、足のストレッチ等と1つ1つが1コマの講義にしても良いくらいのボリュームで盛沢山でした。話が上手なので、あっという間に終わってしまいましたが、勉強できた充実感もひとしおでした。まずは足を見直し、靴もケチらずきちんとした物を老後の為にも買おうと思いました。