仁和会総合病院 リハビリテーション科
訪問看護ステーション
作業療法士 髙橋健一
本日は12回目の最終回です。高齢者あんしん相談センター旭町の生活支援コーディネーター古谷さんから『各種制度の使い方や社会資源について』に関して話をして頂きました。高齢者人口などの状況や、実際に活動している具体例をたくさん出して説明して下さいました。八王子市では第9期の介護保険計画を立てて実施しており、基本理念である「誰もが安心と希望をもって歳を重ねられる、未来につながるまち」を目指しています。と言うと大きな話で身近でないような気がしますが、生活支援コーディネーターは「地域支え合い推進員」とも呼ばれ、地域での困り事の支援や居場所作りなど、身近な課題を解決する為に活動しています。皆さんも、自身や近所でのちょっとした「もう少しこうなると住みやすくなるのになぁ」という、でも自分や仲間達だけではどうしたら良いか分からない事があればお気軽にご相談下さい。
ちなみに参加者の皆様には活動日誌をつけて頂いていました。感想欄には、体調が悪い中でも最後まで継続参加できた方、出掛ける機会が増えた方、あれもこれもやりたい事ができて疲れ気味になった方、膝の痛みがなくなった方、といった文章が並び(あくまでも個人の感想です)、主催者側としても感慨深いものがありました。