仁和会総合病院 リハビリテーション科
訪問看護ステーション
作業療法士 髙橋健一
本日は9回目、「認知症予防」の話をさせて頂きました。大まかな流れは変わらないのですが、細かい統計の数値は変わっていきますので、ちゃんと調べないと更新されているのに気付かない事があり、常にアンテナを張り巡らせていないと大変です。
今回はちょうどデジタル技術の活用と認知症についての記事があったので触れました。以前はデジタル技術に頼る事で脳の動きが減ってしまうという危惧がありましたが、能動的な使用によりむしろ有効な事もあるという話です。例えば、スマホもそれがあるお蔭で気軽に人と交流する機会が作れ、出掛ける際は地図や時刻表を手軽に使えますし、メモリーノートにもなります。AIなど技術の進歩は加速的に進んでいますが、やはり道具がどうこうではなく、人がどう使うかですね。
「テクノロジーの活用が高齢期の認知症機能低下リスクを軽減するかもしれない」